【中国】李鵬が元締めである電力閥に汚職摘発の手が向かい出した。周永康(石油閥)の件と相乗する?

 

因果応報。


腐敗摘発、電力分野で動き急・・・中国メディア「ついに」と表現、取沙汰される元首相の周辺
サーチナ 6月17日(火)10時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140617-00000077-scn-cn
 中国政府・審計署は16日、中国西部で発電した電力を東部地域に送電する「西電東送」プロジェクトについての監査結果を発表した。送電会社の国家電網と南方電網について、各種の問題がある金額は66億8300万元(約1094億4000万円)に達した。経済参考報は、「反腐敗の嵐の風向きが、ついに電力ネットに」などと表現した。中国政界で、「電力閥」の代表とされるのが李鵬元首相だ。首相周辺が電力分野における腐敗摘発「最終標的」との見方が出ている。
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なるほど。あの三峡ダム


李元首相もモスクワ科学動力学院で水力発電を専攻した関係で、中央政界入りする前には電力の仕事をしていた。首相在任時の1994年に反対を押し切って三峡ダム着工に踏み切った際には、家族など周囲に電力関係者が多いことから、「利権問題が関係している」などの見方も出た。


周永康のことと相乗のことであると見れます。李鵬もユダ金派の重鎮であると見られ、周永康に対する摘発に反発し必死に阻もうとしている模様である長老たちについてのニュースでは、李鵬の名前も出ていました。電力閥である李鵬、石油閥である周永康、ともに、ユダ金派との権力闘争の次元視点からも、重要案件であります。習近平指導部が汚職摘発とともに世ゴロ共中国支部の切り崩しに取り掛かっていることは間違いないと見ます。

周氏の調査、中国共産党長老が棚上げ要求か 香港誌
産経ニュース 2014.2.10 16:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140210/chn14021016580004-n1.htm
 香港誌「明鏡」(電子版)は10日までに、中国の習近平指導部が進める汚職取り締まりに不満を持つ共産党の長老たちが、当局の調査を受けているとされる最高指導部元メンバー、周永康氏について、調査を棚上げするよう習氏らに要求したと伝えた。党中枢に近い消息筋の話として伝えた。
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李鵬