集団的自衛権行使の容認をする憲法の解釈変更(曲解)なのに、これを「解釈改憲」と表しているのは..

 

そもそも、憲法をどうにもあり得ない解釈をする曲解ですからね。

 

安倍首相に批判相次ぐ=解釈改憲めぐる答弁―自民総務会
時事通信 2月13日(木)12時58分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140213-00000094-jij-pol
 13日の自民党総務会で、集団的自衛権行使を可能にする憲法解釈変更をめぐる安倍晋三首相の国会答弁に批判が相次いだ。
  問題視されたのは12日の衆院予算委員会での発言で、首相は解釈変更について「政府の最高責任者は私だ。政府の答弁について私が責任を持って、その上で選挙で審判を受ける」と強調した。
  総務会で村上誠一郎元行革担当相は「首相の発言は選挙で勝てば憲法を拡大解釈できると理解できる。その時々の政権が解釈を変更できることになる」と非難。村上氏の主張を、野田毅党税調会長が「正面から受け止めるべきだ」と支持し、船田元憲法改正推進本部長も「拡大解釈を自由にやるなら憲法改正は必要ないと言われてしまう」と指摘した。
  野田聖子総務会長はこの後の記者会見で「誤解を招くことがないよう(首相に)提案したい」と述べ、総務会の意見を首相に伝える考えを示した。

 

憲法集団的自衛権行使の容認をしてしまう解釈変更は不可能なものであるわけですが、解釈に改憲という言葉を付随してしまい、解釈変更はあたかももう改憲したことになるという論理を捏造して、(現憲法からどうにもあり得ない解釈変更)曲解であることの事実から目を逸らさせたい思惑があるのだろうか。

 

加えてもう一つ考えられるのが、解釈改憲として集団的自衛権行使の容認をしてしまい、その後に、解釈改憲の中に改憲の言葉も入っているから、改憲することももう是で通ったとしてしまうということです。

 

憲法の解釈変更と称し集団的自衛権行使の容認をこころみている曲解についてなのに、これを改憲なんていう言葉を付けた「解釈改憲」と表していることは、明らかに裏社会の意図が潜んでいることが想定されることであると思います。何しろ、日本とは異なる勢力が日本に戦争をさせようとして現在必死になっているわけですから。

 

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