【中国情勢】習李の陣営と江派。西洋メディアが援護射撃をするが江派の衰落は既に定まった大勢。

経緯など、いろいろ具体的なことが書かれてありますので、仮訳を載せておきます。

習李の陣営と江派。西洋メディアが援護射撃をするが江派の衰落は既に定まった大勢。

七常委团拜会曝光中共高层“大分裂”(图)
看中国 2014-02-02 19:09
http://www.secretchina.com/news/14/02/02/529184.html

1月29日,中南海高层“大分裂”在2014年团拜会上曝光于天下。七常委中三个江派坐在一边,另一边是习李阵营,可谓“泾渭分明”。(网络图片)

1月29日、中南海の高層の大分裂が2014年の新年の祝賀会において天下に露になった。七常務委員の中の三人の江派は一辺に座り、他の一辺は習李の陣営であり、“泾渭分明”(「境界がはっきりしている,区分が明確である」の意味)と言える。

【看中国2014年02月02日讯】1月29日,中南海高层“大分裂”在2014年团拜会上曝光于天下。在官方公布的图片中,七常委中张高丽、刘云山和张德江三个江派坐在一边,另一边是习李阵营的习近平、李克强、俞正声、王岐山,可谓“泾渭分明”。

【看中国2014年02月02日のニュース】1月29日、中南海の高層の大分裂が2014年の新年の祝賀会において天下に露になった。当局側が公表した写真の中で、七常務委員の中の張高麗劉雲山張徳江の三人の江派が一辺に座り、他の一辺は習李の陣営の習近平李克強兪正声王岐山であり、“泾渭分明”であると言える。

目前,江习斗进一步升级。种种迹象表明,周永康被抛出已成定局,中南海已经盯上了曾庆红,江派的衰落已不可避免。

現在、江と習の闘いは更にエスカレートしている。種々の徴候を表し、周永康は捨て出されていることが既に定まった情勢である。中南海は既に曾慶紅を見詰める。江派の衰落は既に不可避。

中共十八大胡锦涛达成短暂权力平衡

党第十八回全国代表大会(十八大)で胡錦濤は暫時的に権力の平衡を達成

2012年2月,王立军出逃美领馆,薄熙来周永康政变计划被曝光,薄熙来由此倒台并被刑事调查,周永康失去权力,政法委权力被大幅调整。

2012年2月、王立軍がアメリカ総領事館に逃げ出て、薄熙来周永康の政変計画が曝け出された。薄熙来はこれにより没落し刑事調査が開かれ、周永康は権力を失い去り、政法委員の権力は大幅に調整された。

薄熙来本是江泽民、周永康等迫害法轮功的血债帮因害怕被清算而选定的继承权力以延续迫害政策的人选。薄熙来倒台之后,薄熙来、薄谷开来、周永康等活摘器官、贩卖尸体的罪恶也被曝光,江、周处境岌岌可危。

薄熙来これは、精算されることを恐れることと、延び続く迫害政策の人選で選び定め権力を継承することによって、江沢民周永康などの法輪功への迫害の血の負債を助けるものであった。薄熙来の没落後、薄熙来、薄谷開来、周永康などの臓器収穫、死体販売の罪悪が曝け出された。江、周は、累卵の危き状況に置かれている。

中共十八大前后,胡、温、习联手清除江系人马在军队、武警、宣传、党政机关、政法等系统中的影响力,江泽民和江系人马大势已去。

十八大の前後に、胡、温、習が連合して軍隊、武装警察、宣伝、党政機関、政法などの系統の影響力における江系の要員を除去した。江沢民と江系の要員は大勢既に去った。

江、周等血债帮为躲避清算而保权力,阻止严惩薄熙来,相继利用西方媒体刊登习近平、温家宝的黑材料,不惜以“鱼死网破、与中共同归于尽”来威胁胡、温、习。

江、周などの血の負債を助け精算を回避することと権力を保つ為に、薄熙来の厳罰を阻止する為に、西洋のメディアを相継いで利用して習近平温家宝(について)の怪文書を掲載し、共倒れ、中国共産党と一緒に死ぬことを惜しまないと胡、温、習を威嚇して来た。

胡锦涛在全面掌权的十八大上,为避免更大的震荡,防止江派进一步作出鱼死网破的疯狂举动,而与江派达成短暂的权力平衡。政法委不列入政治局常委,但江派背景人马张德江、刘云山、张高丽入常,取代胡的亲信汪洋、李源潮,以此换取江派暂时停手。

胡錦濤は権力を全面に握っていた十八大上で、更なる揺れを避け、江派が更に共倒れの狂気の挙動を作り出すのを防止し、江派との暫時的な権力の平衡を達成した。政法委員を政治局常務委員に列ねない。但し、江派が背景の陣容の張徳江劉雲山張高麗が胡の腹心の汪洋、李源潮に取って代わり常務委員会に入り、この交換によって江派が一時的に停止した。

江派不断掣肘习近平 政治局上演江习斗

江派が習近平を不断に妨げる 政治局上で演じられる江習の闘い

此前,大纪元曾分析报导,十八大上中共江派在常委中占据三席,这只是一个短暂的平衡。

この前に、大紀元はかつて、十八大で中共の江派が常務委員における三席を占有するのは一時的な平衡であるという分析を報道した。

习李要依法执政、维持政权的正常运行,必定要对以江派为代表的既得利益集团动刀,而刘云山和张德江等势必给习近平造成阻力。

習李は、法治執政、政権の正常運行の維持に依ることを求め、必定として、江派がなす代表の既得利益集団に対するメス入れと、劉雲山張徳江などの勢が造成した抵抗力を習近平に必ず渡すことを求めた。

中共主管宣传的政治局常委刘云山一直以来或明或暗的与新任中共党魁习近平过不去。

党主管の宣伝の政治局常務委員の劉雲山は、これまで以来、公然あるいはひそかに、新任した中国共産党の党首の習近平を困らせてきた。

去年2月初爆发的《南周》事件,即是江派常委刘云山一手操纵,由广东宣传部删除《南周》新年献词中的“宪政梦”,令习近平难堪、舆论哗然。

去年2月に初めて爆発した《南周》事件は、常務委員の江派の劉雲山の操縦であった。《南周》に掲載した新年のメッセージの中の“憲政の夢”を広東宣伝部が削除したことにより、世論の厳しい声で、習近平を恥ずかしくさせた。

薄熙来问题上,刘仍然在网络上多处偷偷“留一手”,为薄熙来张目。

薄熙来の問題において、薄熙来に目を張るため、劉は依然としてひそかにネットワーク上の多くの手を留めている。

去年6月22日到6月25日,罕见连续四天的中共政治局专门会议上,习近平称:中央政治局成员要“自觉维护中共中央权威”、“保持高度一致”,并要求“重大问题按规定请示报告”。

去年6月22日から6月25日まで稀に見る連続した四日間の党政治局の専門会議上で、習近平は称した:中央政治局の構成員は、“中国共産党中央委員会の権威を守る自覚をする”“高度な一致を保ち持つ”ことを求め、並びに、重大問題は規則に従い指示を求める報告をすることを要求した。

去年6月26日,题为《刘云山死都不知道是怎么死的》的文章在海外媒体上流出,传该文为中共中央办公厅官员化名所写。

去年6月26日、題《劉雲山は死んでいるが死ぬ方法が分からない》の文章が海外媒体で流出した。

文章称,刘云山掌控的宣传口腐败已经达到无法想像的程度,并放风称“除掉刘是不错的选择”。

文章は称する。劉雲山が握っている宣伝口の腐敗は既に想像ができない程度に達し到っている。並びに、広まる噂は“劉を取り除くことは悪くない選択です”と述べます。

此外,习、李为执政要恢复被江派彻底颠覆的中国法制,决定废止劳教制度。去年1月7日,中共政法委书记孟建柱中共政法会议上宣布,将报请中共人大常委会批准后,停止使用劳教制度。

その他、習、李がなす執政は江派が徹底して転覆させた中国の法制を回復しようとしている、労協制度の廃止を決定しようとしている。去年1月7日、党政法委員会書記の孟建柱が党政法会議上で、全国人民代表大会(全人大)常務委員会に報告して承認されれば、労教制度の使用を停止する、と発表した。

公安虽是劳教决定机关,但劳教条例实际是以中共国务院名义上报人大、人大批准之后实行。而张德江此时则挟人大拖延废除劳教。

公安は労教の決定機関ではあるが、労教条例の実際は国務院名義で全人代に報告され、全人大の承認の後に実行される。張徳江はこの時に、労教の排除を先延ばすよう全人代に挟んだ。

据悉,张德江在人大内务司法会议上公开指责列席会议的孟建柱:“在劳教制度存废重大是非方面立场出现偏差,陷入‘激进改革’的敌对势力圈套。”

情報によりわかったことは、張徳江は全人大の内務の司法会議上で、会議に列席している孟建柱を公開で指し責めた。“労教制度の廃止において重大なのは、分野の立場の偏差を出現させない(註:この部分の訳は自信がないので正しいかどうか不確かです)。激しく進む改革の敵対勢力を罠に陥れる”

张德江挟人大故意在劳教制度存废上拖延,中南海随即抛出“深航案”,张德江的丑闻集中爆发,警告意味浓厚。

張徳江は労教制度の廃止を故意に遅らせるように全人大に挟んで、中南海はすぐに“深航案”を捨てた。張徳江醜聞が集中して爆発。警告の意味が濃厚です。

中共十八大前就有北京政坛知情人士透露,在深航案的阴影下,张德江 “十八大入常无希望”。但薄熙来的倒台给了张德江一个机会。在江派几乎后继无人的情况下,张德江在重庆做了一段时间的书记后,最终入常。

十八大の前に、ある北京の政治の舞台の事情を知る人士は漏らしました。深航案の影の下で、張徳江は“十八大で常務委員に入る希望はない”と。ただし、薄熙来の没落は張徳江に一つの機会を与えた。江派がほぼ後継者がいない状況下において、張徳江重慶において一定の時間の書記を担当した後、最終的に常務委員入りした。

此外,当年张处理高铁事故的“伤疤”被重提,还有张德江被黄华华举报惊人贪腐、张的妻子任职银行高管、年薪百万薪酬超标的丑闻再次被聚焦。

その他、当時に張が処理した高速鉄道事故の傷跡を重く取り上げられる。また、張徳江は黄华华に驚くべき汚職の報告を挙げられる。張の妻子は銀行の高管に任職し、年俸百万の過剰な(註:この部分の訳は自信がないので正しいかどうか不確かです)報酬の醜聞が再び焦点を合わせられる。

最终,被不断警告的张德江在人大阻击废除劳教制度的图谋失败。

結局、不断な警告を受けた張徳江は全人大において労教制度を廃除することを阻止するたくらみは失敗した。

中南海权力平衡再被打破

中南海権力の平衡は再び打破された

中共三中全会宣布成立“全面深化改革领导小组”和“国家安全委员会”,这两个新机构均由习近平主导,旨在打破中共此前的常委分权制,从江派常委手中收回实权。

党三中全会で“全面深化改革指導グループ”と“国家安全委員会”を宣布し成立した。この両方の新機構とも、習近平の主導による。趣旨は、中国共産党のこれまでの常務委員の分権制を打破することにある。江派の常務委員の手中から実権を回収。

1月22日,“深改小组”组长习近平在北京主持首次小组会议,宣布副组长为李克强、刘云山、张高丽。

1月22日、“全面深化改革指導グループ”の組長である習近平は北京で初回のグループ会議を開催した。副組長を李克強劉雲山張高麗として公表した。

1月24日,中共宣布了“国家安全委员会”的任命,习近平任主席,李克强任第一副主席。因“国安会”的权力横跨中共的党政军,作为排名第一的副主席李克强等于再次扩权,有了间接操控军队的权力。

1月24日、党は“国家安全委員会”の任命を公表した。主席は習近平、第一副主席は李克強。“国家安全委員会”の権力は中国共産党の軍に跨る。第一の副主席の李克強などの排列は重ねて権限の拡充を作りなす。

习近平在布局中通过一系列的运作,不仅集五权于一身,而且李克强在两个重大机构副职当中都名列第一,显示习李联盟已从中共江派手中收回权力。

習近平は一系列の運営を局の中で通達。一身において五権を集めるだけではなく、李克強が両方の重大機構の副職に当たる中の序列第一で、習李の連盟が既に党の江派の手中から権力を回収したことを顕示している。

习近平吸取胡、温“政令不出中南海”的教训,强势集权,与江派的搏击中明显占上风。目前七常委的平衡再次被打破,江派的衰落已成定局。

習近平は胡、温の「政令は中南海を出ない」の教訓を吸収し、強い勢いで集権し、江派との闘いの中で明らかな優位にある。現在、七常務委員の平衡は再び打破された。江派の衰落は既に定まった大勢です。

来源: 大纪元

来源:大紀元